減圧症の疑いでチャンバーに入ってきた

チャンバー内 ダイビング

チャンバー内

伊豆大島から帰って来て急に関節痛に
最初はただの関節痛だろうと思って、平日に整形外科に行こうと思っていました

ところが痛みは引かず、ダイビング後の関節痛は減圧症の疑いもあるんじゃないかと不安に
自己診断をしてみると可能性がないわけではなさそう。。

そんなわけで治療を受けに行ってきました

減圧症とは

ダイビング医学・潜水医学-diving medicine-For safty diving:減圧症(decompression sickness)より

スクーバダイビングでは、通常、空気ボンベを使用します。空気の約79%は窒素ですが、この窒素が潜水中に身体に溶け込みます。窒素は、潜水深度が深ければ深いほど溶け込みやすく、潜水時間が長ければ長いほど多く溶け込む傾向があります。ダイビングの終盤に、海面近くに浮上して、水圧がかからなくなると、それまで溶けていた窒素が身体内で気泡化します。気泡を作らないためには、減圧速度(浮上速度)が非常に重要であり、多量の窒素が溶解していても、浮上速度が十分に遅ければ窒素の気泡化は起こらず、減圧症は発症しません。減圧時に気泡化した窒素が、たとえ微量であっても身体内のどこかに留まってしまうと減圧症が発症してしまうのです。

要約すると、高い水圧がかかった状態では窒素が血液に溶けます
徐々に水圧を下げていき、溶けた窒素が体外に放出されるようにしてあげれば何事も起きないのですが
急浮上をしたりすると溶けた窒素が体外に排出されずに気泡化して体内に残ってしまいます

その状態が減圧症です

減圧症の治療

高気圧酸素治療(チャンバー)に入り、高い水圧がかかった状態を再現して純酸素を吸います
体内から窒素を排出する為に出来ることはこれしかないそうです

しかも、発症から1カ月以内にこの治療を受けないと効果はない。。
この言葉がなければ受けなかったかも、お値段高いし・・・(1回18000円+初診料5000円)

テーブル

  1. 30分かかけて水深18m相当まで圧力をあげる
  2. その圧力で一時間ほど、20分酸素を吸って5分インターバルを3回を繰り返します
  3. その後、30分かけて水深9m相当まで圧力を下げます。
  4. 水深9m相当の圧力の状態で2時間、1時間酸素を吸って15分インターバルを2回
  5. それが終わると30分ぐらいかけて1気圧に戻して終了

計5時間かかる治療になります
最初の耳抜きは大変だし、、
この間トイレには行けず、、
AM11:00から入ったので昼食はとれず、、
高い気圧がかかるので電子機器も持ち込めず、、

持ち込めるのは飲み物と本と雑誌だけです。。。

治療を受けて

問診の時点では、減圧症の可能性は低いと言われました
ただし、問診や一般的な検査だけでは減圧症というものは100%判断できるものではない
チャンバーに入ってみて、

  • なにも症状が出なければ問題なし
  • 減圧症の人が入ると何かしらの症状が出る

これで判断するのが確実です、と。。
値段が高いので多少迷いましたが今後もダイビングはしたいし、安心を買うつもりで治療を受けることにしました

そして自覚症状が出たのは9気圧の状態での2回目の酸素吸入の時です
両手の指先がしびれる感じ、ピッチャーをしてて全力でボールを投げた時の感覚みたいになりました

膝に関してはなにも変わらず・・・こっちは整形外科に行く必要がありそうです

軽度の減圧症と診断され、もしこのしびれが長時間取れないようであればもう一度来てくださいと言われ治療は終了しました
ダイビングは症状が消えてから3カ月間禁止に。。

今後は今まで以上に安全潜水を意識して潜ろうと思います

コメント

  1. あゎys より:

    3ヶ月ですか長いですな(-_-;)
    ダイビングも大変なのですねぇ~
    この期間に次の計画立ててワクワクしつつお待ちくださいな(´▽`)

    そぅそぅ 自分も会社辞めることになりまして いろいろと動くところなのです
    またお話やらできたらいいのですがY(>_<、)Y

  2. のぶ より:

    ついに辞めますか
    今ならニートだったから暇だったんですけどねぇ・・・・・・
    来週からはちょっとわかりませn

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