バリ島沖事故:天候急変、警笛届かず…古川さん一問一答 – 毎日新聞
このニュースを見ているといつ自分がこうなってもおかしくないと思います
ただし、「こうなっても」の部分は漂流するという部分であって
捜索するためのお金がなく寄付が募集される事態になるということまでは想像の範囲外でした
14日の事故発生後、バリ島在住の日本人ダイバーらも参加して懸命の捜索活動が続けられた。17日は早朝から現場付近の浜辺に日本人とインドネシア人のダイバー約30人が集まり、小型船8隻とヘリコプター1機をチャーターして捜索を行った。費用はダイバーたちの持ち寄りと、在住日本人らからの寄付で賄っている。
ダイビングショップ経営の松井弘美さん(46)は中心役の一人で、捜索資金の工面に奔走している。「水上警察など公的機関の捜索だけでは十分ではない。時間が経っているが、必ず全員を見つけられると思っている」と話した。
バリ7人不明、生存の古川さん「全員生きているのでは」 (朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
当初から、「ダイビングポイント周辺や沿岸部より南海域の捜索が有効」との現地ダイビング関係者の声も多く、ぜひ発見につながって欲しいと祈るばかりです。
広大なインド洋の捜索ということで、ヘリコプターが有効ですが、公用には限りがあり、個別の団体やダイビングショップ有志によって民間ヘリを飛ばしている状況です。
しかし、ヘリコプターのチャーターには2時間半で4400ドルほどかかるので、そう何度も飛ばせないということは前回の記事でお伝えした通りですが、その記事を読んだ行方不明者の友人や仕事仲間、ご家族の方々が、「ぜひ、私たちもヘリコプターをチャーターしたい」と申し出られ、本来は予定になかった明日以降のヘリ捜索も続行することになりました。
インドネシア・バリの行方不明者を捜索するヘリのチャーター費用を募集します | オーシャナ
一般的な海外旅行も同じだと思いますが海外にダイビングに行く際には必ず、海外旅行保険の加入を勧められます
海外旅行保険に入らない場合でもなにか保険に加入されているかも確認されます
海外旅行保険にわざわざ入らなくてもクレジットカードには海外旅行保険がついていて、うちではそれを使うことにしています
例えばJALカードだとこんな保証ですね
JALカード – 保険の種類(海外旅行保険・国内旅行傷害保険)
この海外旅行保険には必ず「救援者費用」という項目がありその名前の通り捜索救助費用を保険適用してくれるというものです
保険契約者、被保険者またはその親族が実際に支出した次の費用をお支払いします。ただし、治療・救援費用保険金額をもって1回の事故などの支払いの限度とします。
①捜索救助費用
②現地までの航空運賃などの往復運賃(救援者3名分まで)
③現地および現地までの行程におけるホテル客室料(救援者3名かつ1名につき14日分まで)
④ファミリープラン(家族旅行特約セット)の場合、被保険者が「保険金をお支払いする場合」の①②または③に該当して旅行行程を
離脱した場合に付添者が旅行行程に復帰または直接帰国するために現実に支出した交通費・宿泊費(14日分まで(負担を免れる )
金額があるときは、その額を差し引きます。)
⑤現地からの移送費用
⑥遺体処理費用
⑦諸雑費
さらに救援者費用というのは合算できるので、クレジットカードを3枚持っていて仮に1枚あたり100万円の保証がついていれば300万まで支払われます
かなり話が脱線しましたが、今回の事故でお客さんは4人。(他3人はインストラクター)
仮に一人あたり300万円の保険適用があると考えれば1200万。
これだけで寄付金の倍
そもそも沖縄のショップが主催したツアーだし、そのお店の保険とかどうとかありますがそこは置いておいて、、、
しかし、ヘリコプターのチャーターには2時間半で4400ドルほどかかるので、そう何度も飛ばせないということは前回の記事でお伝えした通りですが
たかだか1回4400ドルのお金が無いという理由で捜索してもらえないなんて。。
(もちろん公的な捜索はしてますし、ボランティアの捜索隊もたくさんいたようです)
そもそも寄付金なんて募らなくたって、家族にこの旨を相談すれば金より命だろって話にすぐなると思うわけです
(そのための緊急連絡先でしょ?)
これって遭難した人が出た時にどうするのか、というのが決まっていないからこういうことになったのか
バリのこの場所だったからこうなったのか、他の海外でもこういうことになるのか
なんで寄付を募るということになったのか
わからないことだらけです
シグナルフロートやホイッスルは持って潜るようにしていますが、ニュースを見ている限りでは全く役にたってないわけで
結局自分が出来ることって潜りに行かないという選択肢以外になにかあるんでしょうか?
全然関係ないけどこの件も思い出しました
父はどこへ。|齋藤ヤスカオフィシャルブログ「Shade」Powered by Ameba
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